難民が植林、ウガンダの森林再生に貢献

ウガンダのパラベック難民居住地で苗木の世話をする南スーダンからの難民
© UNHCR/Catherine Robinson

南スーダンからウガンダに逃れてきた難民のオラニー・マリオ(36)は、パラベック難民居住地で植林活動に関わっています。「私たちが避難生活を送るために伐採された森林を再生するために固有の苗木を育てています」

UNHCRは、オラニーなどパラベック難民居住地に暮らす1万1000人の南スーダンからの難民に食糧や生活用品を提供してきました。さらに、難民たちは、シェルターを建設するための道具や、住居の周りに植林をするための苗木を受け取りました。

ウガンダは現在、約140万人の難民を受け入れています。2018年には難民がさらに増えることが予想されており、自然環境への影響に対して懸念が高まっています。過去20年間で、調理用燃料の確保と農業のために伐採され、ウガンダは3分の1の森林や緑地を失いました。

2016年9月に採択されたニューヨーク宣言を受け、ウガンダ政府は包括的難民支援枠組み(CRRF)に沿った包括的アプローチを実施しています。その一環として、UNHCRと民間のパートナーと協力し、人々の環境に対する関心を高め、エネルギーの使い方を変える取り組みを実施しています。また、難民の居住地や受け入れ地域で、シェルターの建設や、調理、照明のためのより持続可能な木材の使い方を模索しています。

UNHCRは今年、エネルギーと環境保全に関する戦略を打ち出し、薪や木炭への依存を減らすため、すべての難民にエネルギー効率の良いストーブを提供することを目標としています。また、森林を再生するために、植林や森林管理に力を入れているほか、苗木を難民とその受け入れ地域に提供しています。

この戦略の主な目的は、ウガンダの自然環境を持続可能な方法によって守りつつ、難民のニーズに応えることです。UNHCRは今年、ウガンダで避難生活を送る一人ひとりの難民を象徴する140万本の木を植えることを計画しています。

くわしくはこちら(英語)