UNHCRとパートナー団体、コンゴ民主共和国からの難民支援を強化

アンゴラ北部に逃れてきたコンゴ難民のクリスティーン(52)と孫のアルダ(9) 
© UNHCR/Colin Delfosse

UNHCRは30の人道支援団体とともに、コンゴ民主共和国(DRC)から逃れた難民を支援するため5億400万ドルの資金提供を呼びかけています。

この動きは、ウガンダやザンビア、アンゴラでの緊急対応に加え、コンゴ共和国、タンザニア、ルワンダ、ブルンジへの大量の難民流入に備えたものです。

DRCでは2017年初頭から、軍事活動、混乱、暴力の発生によって多くの人々がアフリカ各地への避難を強いられており、その数は74万人にもおよんでいます。世界で最も多い難民発生国の10位以内となり、2018年末には80万人に達しそうな勢いです。

この状況は、世界で最も複雑で課題の多い難民危機のひとつでありながら、それに見合うほどの注目が集まっていません。難民のうち55%は子どもで、その多くが親とはぐれるなどして離れ離れになり、1人で国境を渡っているという現実もあります。

避難先の難民キャンプはすでに人であふれ、基本的なサービスの提供も限られている状況です。DRCから逃れてきた人々が、医療サービス、食糧の安全、効果的な水道システムや質の高い教育の恩恵を受けるためには、新たな居住地の設置のために資金が必要です。

今年に入ってすでに6万1000人を受け入れているウガンダをはじめ、数が多い国ほどその緊急性は高くなっています。

UNHCRは2018年DRC地域難民支援計画(RRRP)を掲げ、近隣7カ国、南部アフリカ諸国において、難民と受け入れコミュニティへの支援における課題の解消を目指しています。中でも、難民保護、緊急ニーズへの対応、長期的な解決策を実現するためのパートナーシップ強化などを優先的に進めています。

 

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