UNHCR logo
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
UNHCR logo
  • 検索
  • 日本
  • メニュー

ジュネーブ本部のサイトの言語を選択:

English Français Español عربي
国を選択:
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
  • 統計
  • お問い合わせ/Contact
  • よくある質問
  • 寄付する(国連UNHCR協会)

シェア

Facebook Twitter
  • UNHCRと難民について
    • UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)とは?
    • 難民とは?
    • UNHCR組織概要
    • 国連難民高等弁務官
    • 数字で見る難民情勢(2021年)
    • ナンセン難民賞
    • 難民に関するグローバル・コンパクト
    • グローバル難民フォーラム
    • アンジェリーナ・ジョリー 元UNHCR特使
    • MIYAVI UNHCR親善大使
  • 難民・無国籍者の保護
    • 難民条約について
    • 難民保護・無国籍関連資料
    • 無国籍
    • UNHCR駐日事務所の役割
  • UNHCRの活動
    • UNHCR x SDGs(持続可能な開発目標)
    • 気候変動と強制移動
    • スポーツと難民
    • RHEP(難民高等教育プログラム)
    • RVEP(難民専門学校教育プログラム)
    • eセンター (人道援助活動のための訓練センター)
  • ニュース
    • ニュース一覧
    • プレスリリース一覧
    • 日本からのストーリー
    • 採用情報
  • イベント・資料
    • イベント・お知らせ一覧
    • 印刷・出版物
    • 世界難民の日
    • 動画(UNHCR駐日事務所 公式Youtube)
    • 難民について学ぶ Learning about refugees
    • 無国籍について学ぶ Learning about statelessness
    • UNHCR難民映画祭
  • 日本とUNHCR
    • 国連UNHCR協会
    • 世界のフィールドから~UNHCR日本人職員の声
    • パートナーシップ
    • J-FUN 日本 UNHCR・NGO評議会
    • 自治体 x UNHCR(難民を支える自治体ネットワーク)
    • 日本のチカラ -ありがとうJAPAN-
    • なんみん応援隊
Search UNHCR
Close Search
 
  • Home

新型コロナウイルス アフガニスタン、周辺国を置き去りにしない

2020年4月17日

アフガニスタンでは新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために必要な対策をミニバンで巡回しながら拡散している
© Watan’s Social and Technical Services Association/Arif Sideqi

新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、アフガニスタン、パキスタン、イランの3カ国に対して、UNHCRは支援の強化を呼び掛けます。故郷から移動を強いられているアフガン人や受け入れコミュニティを置き去りにしたままでは、世界が一丸となって取り組んでいるウイルスとの闘いに、広範囲にわたって影響がおよぶことになります。

新型コロナウイルスは、開発途上国でも深刻な脅威となっています。感染拡大により脆弱な医療サービスはさらなる負担を強いられ、十分な治療を受けることができず病に苦しみ、時に死に至るケースも避けられません。

世界的に時間との闘いが続くなかで、UNHCRは国際社会に対して、この3カ国への連帯を呼び掛けます。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、最も脆弱な環境にあるコミュニティにとっては、今がまさに正念場です。

長期化するリスク、不安定のなかでも、イランとパキスタンからアフガニスタンへの帰還は続いています。先週にはパキスタンとの国境開放が一時的に再開されたため、何万ものアフガン人が国境を越えました。また、イランでは今年3月に約6万人の帰還のピークを迎えましたが、今でも毎日約1500人が帰還しています。劇的なアフガン難民の帰還の増加を受けて、国内の医療、社会サービスはひっ迫し、貧困レベルが上昇しています。

世界のアフガン難民270万人の9割を受け入れるパキスタンとイランでは、医療システムや経済に大きなしわ寄せが生じています。経済活動の封鎖や大幅な低迷は、最も基本的なニーズさえも満たすことができないアフガン難民の多くを取り残しています。

イランとパキスタンで暮らすアフガン難民にとって、新型コロナウイルスの影響は、健康以外の部分にもおよんでいます。この2カ国における雇用は日雇いがほとんどです。地域のあらゆるレベルでロックダウンが実施され、仕事が突然なくなり、収入を失った難民や受け入れコミュニティは、経済的な困難に直面しています。医療費の支払い、食料や住居など基本的な生活費を賄うことができず、多くの人が借金をしなければならない状況になっているとも報告されています。

イラン政府の社会福祉機関は3月の国内の状況に関して、新型コロナウイルスに関する心のケアのサポートのリクエストが急激に増えていると報告しています。 この3カ国の政府は、故郷を追われた人を国の計画や対応に含むためにたゆまない努力を続けていますが、今まさに国際社会からの支援を必要としています。

南西アジアの感染拡大の中心であるイランの政府は、アフガン人に対するインクルージョンの賞賛すべき取り組みを域内で調整しています。また最近、難民を含むすべての人に新型コロナウイルスの検査、治療を無償で行うと取り決めを行ったことをUNHCRは歓迎します。

パキスタンでは、難民、国内避難民が救援・対応策に含まれるよう、関連省庁に指示が出されています。 UNHCRはこの3カ国すべてにおいて、それぞれの状況を常に確認しながら、その時々に必要なニーズに応じた支援を実施しています。難民やスタッフのウイルス感染のリスクを抑えるために、イランとパキスタンからの難民の自主帰還のサポートを一時的に中断しています。

アフガニスタンでは、最も脆弱なコミュニティや帰還の優先地域での啓発活動といった予防に向けた政府の取り組みをサポートしており、街宣車が街や村を巡回し、正確かつ信頼性ある情報の提供を行っています。

UNHCRは国境付近の支援を増強するために追加のスタッフを投入し、受け入れ施設のスペースのさらなる確保をはじめ、政府がアフガニスタンへの人の流れをうまく調整できるよう支援しています。また、国境付近で支援に携わる政府関係者に、新型コロナウイルスの感染拡大から身を守るためのマスク、消毒剤、その他防護用品を配布しています。

帰還民や避難先のコミュニティ、そして、現場の最前線にいる政府組織やパートナー団体にも衛生用品がもっと行きわたるよう調達を進めているほか、水や衛生設備の建設、国境の警備や帰還民のモニタリングへのサポート強化にも取り組んでいます。

イランでは国の医療サービスを支援し強化するため、必要な薬や医療機器、個人への防護用品などを空輸しました。深刻な衛生用品の不足に緊急に対処するために、ウイルスへの感染リスクが高い密集した難民居住区に暮らす7500の難民世帯に石けんと使い捨て紙タオルを配布し、これから数週間のうちにさらに空輸で運ばれる予定です。また、アフガニスタンとの国境の支援体制を強化し、個人の行動、ウイルスへの接触の追跡を支援するほか、電話での心のケアのサポートも継続しています。

パキスタンでは、新たな水や衛生プロジェクトを立ち上げました。バロチスタン州、ハイバレ・パフトゥンハー州、パンジャブ州の保健、災害マネジメント当局に、フル装備の救急車10台、大規模な住居設備28棟を供与したほか、難民と受け入れコミュニティを支援する地方の保健関係の施設には医療機器や衛生用品を配布しています。

アフガニスタン、イラン、パキスタンへの支援は、新型コロナウイルスへの世界的な対策の一環として大変重要です。地域レベルで取り組みは進められていますが、パンデミックのリスクへの対応は困難を極め状況は深刻です。

現在、UNHCRがアフガニスタン対応で必要としている3億1500万米ドルのうち、わずか17%しか集まっていないのが現状です。

 

▶原文(英語)はこちら

 

Facebookでシェア Twitterでシェア

 

  • UNHCRと難民について
  • 難民・無国籍者の保護
  • ニュース
  • イベント・資料
  • 日本とUNHCR

© UNHCR 2001-2023

  • お問い合わせ/Contact
  • プライバシーポリシー
  • よくある質問
  • 寄付する(国連UNHCR協会)
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
  • UNHCR駐日事務所 公式SNS