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読み聞かせボランティアで、難民の子どもたちの毎日を明るく

2020年4月29日

マドリードの自宅で、難民の受け入れ施設の子どもたちのために絵本を読んで録音するソニア(10)
© Courtesy of Alberto Vega

新型コロナウイルスの感染を防ぐために、世界各地で自粛が続いています。

誰もがこれまで経験したことのない大変な日々。ベネズエラからマドリードに逃れてきたロザリーナ(35)も、頭を悩ませていました。8歳、12歳、14歳の子どもたちとの受け入れ施設の一室での生活。子どもたちが退屈しないよう楽しませ続けるのは、そう簡単なことではありません。

「子どもたちを部屋に閉じ込めておくのは簡単ではありません。でも、自分自身、友達の健康を守るために大切なことだと理解してくれてはいます」と話します。

そんなロザリーナの生活は、毎晩“ギフト”が届くようになってから変わりました。

彼女がWhatsAppを通じて受け取っているのは、子ども向けの本の読み聞かせ。有志のボランティアがおとぎ話などを朗読して録音したデータです。

3月にスタートしたこのプロジェクトには、5歳から87歳まで、あらゆる世代のボランティアが参加し、これまでに100冊以上の読み聞かせが集まりました。ボランティアが録音したデータをUNHCRが確認し、庇護を求める人たちが一時的に家族で身を寄せる施設に送っています。

最近では動画を録る人も出てきて、手品を披露したり、折り紙を折ったり、歌を歌ったり、ピエロになったり・・・、子どもたちに楽しんでもらおうとさまざまな工夫をしています。

マドリード郊外、バレカス地区の受け入れ施設のスタッフたちが考案したこのプロジェクト。UNHCRに相談があってから、すぐに多くの賛同者が集まりました。

新型コロナウイルス感染を防ぐため、受け入れ施設の図書館やテレビの部屋も一時的に閉鎖されていたため、育ち盛りの子どもを持つ母親たちには大助かりでした。

「ボランティアの人たちは、子どもたちにとって見えない友達のようなもの。毎晩の読み聞かせの後、ぐっすり寝てくれるようになりました」

ボランティアの一人、マドリード在住のマニュエル(22)は学校ではビジネス専攻でしたが、演劇や映画が大好きな青年。UNHCRの友人からプロジェクトについて聞き、ぜひ力になりたいと思いました。

自分の本棚からお気に入りの本を選んで、両親に手伝ってもらいながら録音しているのはソニア(10)。「みんなどんな本が好きか分からないけれど、喜んでくれたらうれしいな」。親戚や学校の友達、近所の人たちにも一緒にやろうと声をかけています。

難民の子どもたちにとって、このプロジェクトは楽しいだけではありません。スペインの言葉や文化を学ぶためにも役立っており、この先何年も続くかもしれない、多くの人との絆も生まれています。

「事態が収束したら、いつかみなさんにお礼を直接伝えたいです」。ロザリーナはそう話しています。

 

▶くわしくはこちら(英語)

 

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