訓練内容

eセンターの訓練

eセンターでは人道活動に関わるNGO・政府職員、国連職員を対象に、2種類の訓練を提供しています。日本やアジア各国で開催されるワークショップと、インターネットを利用した通信教育です。

なおこれらは国際的な人道援助活動を想定して、全て英語で提供されます。

ワークショップ

ワークショップでは、各回、特定のグループ・状況下におけるニーズにあった具体的テーマについて学びます。初級から上級、更には将来の人道援助活動トレーナーを養成するためのコースも用意しています。

 

国際的人道活動への入門コース (8日間)

UNHCRの職員を対象に作られたEmergency Management Training Programme (EMTP)をもとにした約8日間の合宿教育で、国際的人道援助活動に関する基礎知識を包括的に学びます。NGO、政府担当部署の新人研修の場としても、広く利用されています。

現場での安全確保(5.5日間)

この訓練では、現場で働く人道支援者や開発支援者たちが、直面する様々なリスクにどう対応するかを、学べるようデザインされています。訓練は不安定な現場での活動によって直面する問題に対応するための、能力向上、意識改善と自信を身につけることをもく手としています。参加者たちは、自分自身とまた他のスタッフたちの安全対策をどのように向上するかを、実際の事例を使った議論や訓練、実演とそして何よりも現実的な模擬訓練に適用することによって学びます。

安全・危機管理訓練(3日間)

この訓練では、責任者が活動の必要性と職員の身の危険とのバランスを取るための技術を紹介します。脅威と危機の査定、危機管理計画と計画立案、重大な事故の管理法などに焦点をあて、責任者が系統的に危機の判断と軽減する方法を学びます。対話方式の訓練では、責任者に事例や実際の経験から作り出された模擬訓練で、習得した技術を適用することを促します。人命の危険と活動の必要性のバランスの問題に、簡単な答えはありません。しかし、危機管理の手法は責任者に、選択肢をより的確に吟味することを可能にし、決定に対する自信を与えることができます。

人道支援における交渉の基礎(5日間)

この訓練では、人道支援活動者が活用しなければならない状況下においての交渉技術や技能を学びます。たとえば、政府、非政府団体や、非政府軍、パートナー団体、スタッフ間同士や、被益者との交渉においてなどです。

不測事態計画立案

eセンターでの不測事態計画立案は、関連機関常任委員会(Inter-Agency Standing Committee)の不測事態対応計画ガイドラインによって提案されている各段階に基づいて行われます。

連絡調整と準備
事実関係の整理と予測される事態の設定
戦略と目的の確定や明確化 -マネージメントや調整事項の確認 -対応計画の立案
過程の仕上げとその実現

 

eセンターでは、緊急対応の豊富な経験と専門的な会議の進行技術を活かし、各段階で参加者をリードし、最悪な事態が起きた場合に対応できる具体的な計画を立案する手助けをしています。

  • 要望に応じた訓練
  • アジア太平洋地域は多様性のある地域です。そのため、すでにある基本的訓練コースのほかに、eセンターでは、特定の状況や、人々の要望に合うような能力開発のための訓練を提供しています。要望に応じた訓練によって、その国にあった、訓練を行うことが可能になります。
  • eセンターが現在までに要望に応じて提供した訓練の内容
    訓練指導者のための訓練
    移行期における援助についてのワークショップ
    災害管理訓練
    軍民協力訓練
    特別にデザインされた安全対策訓練

 

通信教育

内  容 教材コード
不測事態対応計画 (EP01)
緊急対応計画 (EP02)
緊急対応管理 (EP03)
緊急時渉外管理 (EP04)
緊急時の支援と助言提供 (EP06)
人道援助活動における調整業務 (EP07)
参加者主体の訓練の構築法  
安全・危機管理対策