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難民アスリート、この夏 東京で夢の舞台へ

2021年6月9日

難民選手団に選ばれたバドミントンのアラム・マフムード選手。2019年、オランダ・アルメレの所属クラブで。
© UNHCR/Béla Szandelszky

シリア出身のバドミントン選手、アフガニスタン出身の自転車選手、スーダン出身の長距離選手・・・。この夏、東京で開催されるオリンピックに出場する29人の難民選手団のアスリートたちです。

6月8日、国際オリンピック委員会(IOC)により、11カ国、12種目の難民選手団のメンバーが発表されました。

これまで難民選手団を目指してトレーニングに励んできた難民アスリートたち。その一人ひとりが東京で誇りを持って戦う姿が、世界で故郷を追われる8,000万を超える人たちの苦境への関心を呼び、人生を変えうるスポーツのチカラを訴えます。

「私はこのチームの一員になれて本当に幸運です」と話すのは、UNHCR親善大使のユスラ・マルディニ選手。シリア出身の水泳選手で、2016年リオ五輪で初めて結成された難民選手団のメンバーでもある彼女は、今回のオリンピック出場の決定を受けてそう話します。「時にその責任の重さも感じます。難民選手団は小さなチームですが、難民だけでなく世界中の若者たちに、本当にたくさんの希望をもたらすことができる存在です。だから私たちは頑張ることができますし、小さなころから一生懸命練習してきたんです」。

同じく代表に選出されたアラム・マフムード選手(23)は、故郷のシリアでは新進気鋭のバドミントン選手でした。ショナルチームの代表として競技していましたが、紛争を逃れ、安全な場所で教育とトレーニングを続けるためにオランダに避難しました。新しい土地で落ち着いて生活できるように、オランダ・アルメレの地元のバドミントンクラブがサポートしてくれたと、アラムは話します。そのことが、新しい友達に出会ったり、スポーツに対する情熱が再燃したきっかけにもなりました。その後、2019年のバドミントン世界選手権リガ大会で勝利し、最近では2021年オーストリアオープンで準々決勝まで勝ち進みました。

自転車競技のマソマ・アリ・ザダ(25)はアフガニスタンで生まれ、子どものころから自転車への情熱を持ち続けていました。イランで避難生活を送った後、カブールに戻り、他の若い女性たちと自転車クラブを作りました。社会の保守的な人々による反対がありながらも、彼女はナショナルサイクリングチームも立ち上げました。

しかし、そんなマソマの活動やハザラ人であるという背景もあり、身の安全に危険を感じるようになったことから、家族は2017年にフランスに逃れました。今はリールで暮らしながら、自転車のトレーニングと土木工学での学位取得の勉強の両立に励んでいます。夢を追い続けるアフガン女性や少女の刺激になりたい、マソマはそう強く願っています。

ジャマール・アブデルマジ・イーサ・モハメド選手(27)も、オリンピック出場を通じて感動を与えたいと意気込む難民アスリートの一人です。10代の時、スーダン・ダルフール地方で続く暴力により父親を殺され、エジプト、そして、シナイ半島を一人徒歩で逃れ、イスラエルにたどり着き、難民保護を受けました。現在はテルアビブで暮らし、脆弱な環境下で生きるアスリートにサポートを提供するアリー・ランナーズクラブに所属しています。ジャマールはここで多大なサポートを得ながら、ヘブライ語が話せるようになるために努力を重ね、2019年にデンマークの国際陸上競技連盟(IAAF)主催の世界クロスカントリー選手権にも出場しました。

また、今回のメンバーの中には、ユスラ・マルディニ選手に加えて、リオ五輪にも難民選手団として出場した選手が5人います。アンジェリーナ・ナダイ・ロハリス選手(26)、ジェームス・ニャン・チェンジェック選手(33)、パウロ・アモトゥン・ロコロ選手(29)、 UNHCR High Profile Supporter でもあるローズ・ナティケ・ロコニエン選手(28)は南スーダン出身の陸上選手で、今はケニアを拠点にしています。ポポレ・ミセンガ選手(29)はコンゴ民主共和国出身、現在はブラジルにいる柔道家です。

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は、「選手の皆さんには、ある意味、もう一つの”責任”があります。東京に行く最初のタスクである競技で全力を尽くすことだけでなく、あなたたちが戦う姿を観戦し、成し遂げたことに誇りを感じる、故郷を追われた何千万もの人々の代表となり、誇りとなってほしい」と話します。

東京2020オリンピック競技大会は7月23日~8月8日まで開催されます。パラリンピック難民選手団のメンバーは、数週間以内に発表となる予定です。

 

▶原文(英語)はこちら

▶難民選手団発表プレスリリースはこちら

 

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