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世界難民の日こいのぼり

世界難民の日こいのぼり

「世界難民の日こいのぼり」は、紛争や迫害によって故郷を追われたすべての子どもたちの幸せを願って、自身も難民としてミャンマーから日本へ渡った経験を持つファッションデザイナーの渋谷ザニーさんと、1947年の創業以来、日本の節句文化を支えてきた「株式会社徳永こいのぼり」などが、UNHCR駐日事務所の後援のもと制作した特別なこいのぼりです。5月5日の「こどもの日」や、6月20日の「世界難民の日」に合わせて、日本や世界の各地で掲揚されています。

© UNHCR/Takuma Kimura

難民の子どもたちの幸せを願って

渋谷ザニーさんと「徳永こいのぼり」の出会いをきっかけに、2022年に誕生した「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」。

一つひとつ職人の手で仕上げられたこいのぼりは、“UNHCRブルー”に染められ、日本の伝統的な和柄や「人を守る、人の手」の意味を持つUNHCRのロゴから着想を得たモチーフがあしらわれています。

▶くわしい制作背景はこちら

渋谷ザニーさんのメッセージ

“このこいのぼりには、かつての僕と同じような境遇の子どもたちの健康と安全を祈るとともに、そうした子どもたちが自由に、それぞれが望む世界で、夢を掴むことができるようにという強い願いが込められています。

青い空を高らかに泳ぎ、故郷を目指すこいのぼりの親子。その姿には、急流にも強風にも負けず、前進し続ける「希望」の兆しを見ることができます。

(1993年に)8歳で難民として日本へやってきた僕も、いまでは家庭を持ち、子どもを育てる年齢となりました。

だからこそ、いま抱くのは、次の世代には「難民のいない世界」を見せてあげたいという強い思いです。ぜひ「難民のいない世界」を、一緒に想像してみましょう”

「世界難民の日プロジェクト」代表 渋谷ザニー

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