UNHCR駐日代表、ノーベル平和賞受賞者世界サミットに出席

2010年12月14日、UNHCRは創設60周年を迎える。
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ノーベル平和賞の受賞者たちが集い、世界的課題や人権擁護、暴力のない世界のために具体的提言等について議論を行うノーベル平和賞受賞者世界サミットが11月12日-14日まで開催される。1999年開始から過去8回はローマ市で行われてきたが、近年は、歴史的に重要な出来事 の周年に関係する場所で行われており、世界から大 きな関心を寄せられる会議となる。2010年は、広島に人類史上初の原子爆弾が投下されて、65年目という節目の年であることから、広島での開催が決定し、ダライ・ラマ氏、ミハイル・ゴルバチョフ氏などが出席する。

この度の世界サミットへのヨハン・セルスUNHCR駐日代表への出席にはUNHCRとノーベル平和賞の深い関わりと経緯がある。UNHCRは1951年設立以来、難民や国内避難民などの保護・支援のみならず、5000万人以上の生活再建の支援などの活動により、1954年、1981年と2度ノーベル平和賞を受賞していおり、初代高等弁務官フリチョフ・ナンセン自身も1922年にノーベル平和賞を受賞している。また過去のノーベル賞受賞者には作家のトーマス・マン(ノーベル文学賞受賞)、リゴベルタ・メンチュウ・トゥム(ノーベル平和賞受賞)など、自身が難民だった人も含まれる。

2010年12月14日、UNHCRは創設60周年を迎える。さらに2011年は「難民の地位に関する条約(難民条約)」採択の60周年、日本の難民条約加入30周年、ナンセン初代難民高等弁務官の生誕150周年にあたる。

この重要な年が、さらに多くの方々に難民の現状と新たな未来への再出発をもたらす手助けとなる、「日本ならでは」の様々な貢献について知るきっかけとなればと願っている。