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【ビデオ】UNHCR:人道危機に直面する国々

【ビデオ】UNHCR:人道危機に直面する国々

18 12月 2014

世界中で発生している人道危機によって多くの人々が家を追われている。2013年末には難民と国内避難民の数が5120万人を超えた。

これは第二次世界大戦以後、最大の数である。

現在シリア危機によって、シリアは最も多くの難民を生み出している。ここ3年間で300万人以上が国外に逃れた。そのほとんどを周辺国が受け入れている。

難民の半分が子どもであり、この10年間で最も高い割合だ。

何百万人の難民が避難生活を余儀なくされ、その何倍もの人々が、紛争で引き裂かれてゆく母国に閉じ込められ身動きが取れないでいる。3330万人がこうした国内避難民だ。

シリア国内では650万人以上が避難生活を送っている。シリアの人口の約3分の1だ。

難民、そして国内避難民が増えると言うことは、難民申請の数も増えると言うことだ。2013年には、110万人近くが各国政府やUNHCRに難民申請をした。ここ10年で最も多い数だ。

2013年に第三国定住した難民は10万人以下だ。祖国に帰還した人の数はここ20年で最も低かった。

世界は今、悲劇の波に飲み込まれようとしている。

この波を止めるためには、強い政治的な意思が不可欠だ。

問題の解決には、国際社会の結束と献身と指導力が必要とされている。

世界中で今、難民は増え続けている

(英語・日本語字幕つき/6分03秒)

*ビデオをご覧になる際は、画面右下のYouTubeのキャプション機能をオンにすると日本語字幕が表示されます。