【#UNIQLOxUNHCR】私たち一人ひとりができること~2019年度 “届けよう、服のチカラ”アワード

2019年度「“届けよう、服のチカラ”アワード」の受賞校と審査員の皆さん
© UNHCR/Aiko M

あなたの街のユニクロ・ジーユーのお店で、白いリサイクルボックスを目にしたことはありませんか?

それはまさに、株式会社ファーストリテイリングが実施する「全商品リサイクル活動」のシンボル。全国の店舗でユニクロ・ジーユーの服を回収し、世界中で服を必要としている人々に寄贈するこのプログラム。全国から集まった服は、UNHCRとの連携のもと、着の身着のまま家を追われた難民や国内避難民にも届けられています。

この服を集める活動は、ユニクロ・ジーユーの店舗以外にも広がっています。それが「 “届けよう、服のチカラ”プロジェクト」。日本全国の小中高等学校の子どもたちが難民問題や“服のチカラ”について学び、地域の人たちに学んだことを伝えながら、子ども服の回収を呼びかけています。

このプロジェクトを支えているのは、子どもたちの「世界で服がなくて困っている人たちを助けたい」という熱い思いです。ファーストリテイリングでは、2017年度から特に優れた取り組みを実施した学校を“届けよう、服のチカラ”アワードで表彰していますが、2月初旬に2019年度の受賞式が行われました。

2019年度の最優秀賞を受賞したのは、岐阜県の中京学院大学付属中京高等学校。前年度に続き、国際コースの1、3年生を中心に地域を巻き込んで服の回収を行いました。「先生に勧められて参加したのですが、最初は不安でいっぱいでした」。難民についての知識もなく熱意も持てなかったという生徒たちを大きく変えたのは、ユニクロのスタッフの出張授業でした。「世界にこんなに多くの難民がいるということ、子どもたちの生活の厳しさを知って、力になりたいと思いました」。

そこで考えたコンセプトが「“福”の宅急便」。難民の子どもたちに、服を通じて(幸)“福”を届けたい―。枚数にこだわらず、できるだけ多くの施設の協力を得ることを目標に立てました。地域でいろいろな人に知ってもらうことが、難民の子どもたちへの支援につながると考えたからです。

生徒一人ひとりが担当を持ち、学校や保育園などに電話をしてプロジェクトへの協力を依頼。自作のポスターや回収ボックスを届けました。幼稚園児や小学生にも分かりやすいようにふりがなをつけたり、高校生にはSNSを通じて協力を呼び掛けました。その取り組みは地域に徐々に広まり、SNSを見て学校に服を届けてくれた人もいました。

3カ月かけて集まったのは、43施設から2万6521枚の子ども服。活動に参加した生徒たちは「最後まで自分の役割をまっとうする責任感、困っている人を助ける大切さなどを学び、積極的にボランティア活動に取り組み始めた友人もいます」と笑顔で話してくれました。

また、2019年度から新設された「UNHCR特別賞」の最初の受賞校は、難民をテーマにした映画や日本の難民の話を通じて理解を深め服の回収に取り組んだ東京都の大妻中野中学校・高等学校となりました。

新田幸弘ファーストリテイリンググループ執行役員は、「難民キャンプを訪問すると、夢や希望を語ってくれる難民の皆さんに勇気づけられる。2019年度は皆さんのご協力で約87万着の子ども服が集まりました。しっかりと必要としている人たちに届けに行きたい」と話しました。このプロジェクトは、ユニクロ・ジーユーの従業員のモチベーションにもつながっていると言います。

現在、2020年度の参加校を募集しています。〆切は2020年4月20日(月)。応募の詳細はこちらをご覧ください。

 

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