UNHCR logo
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
UNHCR logo
  • 検索
  • 日本
  • メニュー

ジュネーブ本部のサイトの言語を選択:

English Français Español عربي
国を選択:
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
  • 統計
  • お問い合わせ/Contact
  • よくある質問
  • 寄付する(国連UNHCR協会)

シェア

Facebook Twitter
  • UNHCRと難民について
    • UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)とは?
    • 難民とは?
    • UNHCR組織概要
    • 国連難民高等弁務官
    • 数字で見る難民情勢(2021年)
    • ナンセン難民賞
    • 難民に関するグローバル・コンパクト
    • グローバル難民フォーラム
    • アンジェリーナ・ジョリー 元UNHCR特使
    • MIYAVI UNHCR親善大使
  • 難民・無国籍者の保護
    • 難民条約について
    • 難民保護・無国籍関連資料
    • 無国籍
    • UNHCR駐日事務所の役割
  • UNHCRの活動
    • UNHCR x SDGs(持続可能な開発目標)
    • 気候変動と強制移動
    • スポーツと難民
    • RHEP(難民高等教育プログラム)
    • RVEP(難民専門学校教育プログラム)
    • eセンター (人道援助活動のための訓練センター)
  • ニュース
    • ニュース一覧
    • プレスリリース一覧
    • 日本からのストーリー
    • 採用情報
  • イベント・資料
    • イベント・お知らせ一覧
    • 印刷・出版物
    • 世界難民の日
    • 動画(UNHCR駐日事務所 公式Youtube)
    • 難民について学ぶ Learning about refugees
    • 無国籍について学ぶ Learning about statelessness
    • UNHCR難民映画祭
  • 日本とUNHCR
    • 国連UNHCR協会
    • 世界のフィールドから~UNHCR日本人職員の声
    • パートナーシップ
    • J-FUN 日本 UNHCR・NGO評議会
    • 自治体 x UNHCR(難民を支える自治体ネットワーク)
    • 日本のチカラ -ありがとうJAPAN-
    • なんみん応援隊
Search UNHCR
Close Search
 
  • Home

難民と“共にある”仕事 UNHCRバングラデシュ コックスバザール事務所 森貴志 准保護官

2021年2月22日

2019年6月、難民キャンプへの定期訪問で同僚と
© UNHCR/Takashi Mori

JPO(Junior Professional Officer)派遣制度は、国際機関が若手人材を受け入れる制度です。各国政府が費用を負担し、日本では外務省を含む複数の省庁が、国連をはじめとする国際機関に派遣を実施しています。

UNHCRの現場でも多くのJPO経験者・現役の日本人職員が活動しています。その一人、UNHCRバングラデシュ コックスバザール事務所に2018年からJPOとして派遣されている森貴志 准保護官に話を聞きました。

 

■なぜUNHCRのJPOのポストに応募したのですか?

筑波大学国際総合学類卒業後、NGO のパレスチナ・ガザ地区駐在員として勤務し、国連平和大学(国際法と紛争解決学)で修士号を取得しました。進路に迷いながらも、以前から興味のあったUNHCRを組織の中に入って見てみたいと考え、マレーシアでインターン、セルビアで国連ボランティア(UNV)を経験しました。

その中で、紛争や迫害により故郷を追われた人たちと常に“共にある”UNHCRの魅力を実感しました。今後もUNHCRで勤務したいと思うようになり、UNHCRのJPOのポストへの応募を決めました

 

■UNHCRの現場での業務について教えてください

UNHCRバングラデシュ コックスバザール事務所で准保護官として勤務しています。「Community Based Protection」という部署で、ロヒンギャ難民との情報共有・コミュニケーション戦略を担当しています。当初は一人で、難民キャンプ内にて難民への生活や支援に関する情報を提供する11のインフォメーション サービスセンター(空港にある情報カウンターのようなもの)の運営を担当していました。

現在ではセンターの数は25に増え、さらに難民の方々の憩いの場所となるよう作られたコミュニティ センター(日本の公民館のようなもの)という28の施設を運営しています。それらの運営を担ってくれている4つのパートナー団体をまとめ、」「Communication with Community」というロヒンギャ難民とのコミュニケーションに関する他団体とのコーディネーション会議にもUNHCRを代表して出席し調整作業を行い、チームには4人の直属の部下も増えました。

UNHCRセルビア事務所に勤務していたころは難民や移民との個別面談や滞在施設の訪問といった業務に従事していましたが、世界最大規模の難民キャンプのあるコックスバザールでは迅速で正確な情報提供も重要な難民の保護であることを学びました。今後も引き続きこの分野でさらに多くのロヒンギャの人たちの役に立てるよう精進していきたいと思っています。

難民キャンプでの取り組みを共に担う難民ボランティアたちと
現場にUNHCRの同僚たちと向かう車内で

■なぜ 故郷を追われた人たちは支援が必要なのでしょうか?

一方的かつ理不尽な迫害や暴力には強い憤りを感じますが、それが世界各地で起こっているのが現実です。そのような現実に直面する、一般市民の方々の助けになれればと思っています。誰かの役に立ちたいと思うことは自然なことだと思いますが、その対象が、私の場合はこれまでの経験から故郷を追われた人たちでした。自己満足の域を出ることはありませんが、そのように故郷を追われた人たちの助けに少しでもなれるよう、今後も日々努力を続けていく所存ですし、もし日本からも難民支援の輪に加わってくださる方がいれば、非常に心強く感じます。

またUNHCRでの緊急支援や人道支援の経験が日本で役に立つことがあればという思いもあり、これまで東日本大震災や熊本大地震の際には復興支援に携わりました。今後も、周りまわって母国である日本にも還元できることを模索していくつもりです。

情勢不安が続く混乱の中で「こういう時にUNHCRを見ると安心する」と声をかけられることも
土砂降りの難民キャンプで迎えた20代最後の誕生日。この日も難民たちの情報アクセスを改善するための視察へ

■ JPOを目指している人へのメッセージ

やはり経験の少ない私のような“若輩者”が国連で仕事を始めたいと思っても、実際は難しいところがありました。しかし、JPOにおける競争相手は全員日本人であり、同じランクの国連の空席公募と比べれば倍率もとても低いので、まず一歩目を踏み出すには最適な選択であったと感じています。

また、一度勤務を始めると若輩者とは言っていられず、日を追うごとに責任も業務も増えていきます。JPOとしての業務を通じて、今後もUNHCRにおいて勤務を継続し、故郷を追われた人たちの手を取り続けるためのスキルや経験を得ることができていると確信できます。

普段からプロジェクト運営を共に行うパートナー団体のメンバーと

▶世界のフィールドから~UNHCR日本人職員の声はこちら

Facebookでシェア Twitterでシェア

 

  • UNHCRと難民について
  • 難民・無国籍者の保護
  • ニュース
  • イベント・資料
  • 日本とUNHCR

© UNHCR 2001-2023

  • お問い合わせ/Contact
  • プライバシーポリシー
  • よくある質問
  • 寄付する(国連UNHCR協会)
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
  • UNHCR駐日事務所 公式SNS