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アメリカ合衆国、第三国定住を通じた難民受け入れ拡大を決定

アメリカ合衆国、第三国定住を通じた難民受け入れ拡大を決定

UNHCRはこのたび、アメリカ合衆国が第三国定住プログラムの中での難民受け入れを6万2,500人まで引き上げるという、バイデン米大統領の決定を大いに歓迎します。 この道義に…
5 May 2021
アメリカ・ワシントンD.C.の国会議事堂を見上げる元ソマリア難民の女性

UNHCRはこのたび、アメリカ合衆国が第三国定住プログラムの中での難民受け入れを6万2,500人まで引き上げるという、バイデン米大統領の決定を大いに歓迎します。

この道義にかなった決定により、世界の何万人もの難民の命が救われ、アメリカで安全と尊厳をもって生活を再建する機会につながります。

また今回の決定は、世界各地で故郷を追われた約8,000万人の9割近くを受け入れている低中所得国への連帯、支援を示す明確なメッセージでもあります。

UNHCRは難民とともに、アメリカのこの決定を感謝の意を表しています。

UNHCRは引き続き、第三国定住を実施する国々に対してその継続と拡大を働き掛けていきます。また、世界で最も脆弱な立場にある難民の男性、女性、子どもに定住先を見つけ、未来につながる希望と機会を与えるために、より多くの国が社会全体で行うべき努力に加わるよう取り組みを進めていきます。

▶原文(英語)はこちら