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【#UNIQLOxUNHCR】ユニクロの難民雇用〜働く人の多様性に合わせて勤務できることに感謝

2021年7月19日

日本のユニクロの店舗でRISEプログラムのスタッフとして働くアビータさん
© UNHCR/Kamioka/2021

ファーストリテイリング(FR)は、「RISE(Refugee Inclusion Supporting Empowerment)プログラム」を通じて、世界各地のユニクロの店舗で、難民のスタッフを雇用しています。日本でも63人が勤務しており、接客を受けたことがある方もいるかもしれません。

前回のインタビューでは、エチオピア出身のメコネンさんを紹介しました。今回は、ユニクロで働き始めて3年、3人の子どもの母親でもあるエリトリア出身のアビータさんにお話を伺いました。

 

――ユニクロで働いてみて、どのように感じていますか

アビータ:私はユニクロの働き方の柔軟さに感謝しています。通院などで仕事を休まなければいけない時も、理解してくれています。私の母国では、そのような状況では仕事を続けさせてくれないことも多いので、ユニクロで働き続けられることは私にとって大きな喜びです。また、日本では日本語ができないと仕事に就くことは難しいことがほとんどですが、ユニクロは応募当時まだ日本語がそこまで上手でない私にもチャンスをくれて、本当に感謝しています。[1]

――家族との日本での生活はいかがですか

アビータ:夫と18歳、5歳、4歳の3人の娘がいます。夫が最初にユニクロで働きはじめ、その後私も応募をして働き始めました。18歳の娘は、今は日本にはいませんが、家族で一緒に過ごせてとても幸せです。夫は、私のことをとても良く理解し、いつも気遣ってくれて、私を元気付けて支えてくれて・・・言葉に表せないほど感謝しています。5歳と4歳の娘は保育園に通っています。5歳の娘は好奇心旺盛で、ひらがなやカタカナ、最近では漢字にまで興味を持っています。将来は医者になりたいと言っています。4歳の娘はサッカーが好きです。こうして日本で家族と安全な生活ができて、幸せを感じています。

 

[1] RISEプログラムでは入社時の日本語能力に対して高い要求はせず、入社後の言語教育プログラムも社員には提供されています。
UNHCR/Kamioka/2021
RISEスタッフとして一緒に働くジワンさんとアビータさん夫妻  © UNHCR/Kamioka/2021

――日本での生活で出会った人たちに伝えたいことは

アビータ:これまで多くの困難がありましたが、私たちを支えてくれた日本政府、UNHCR、JAR(難民支援協会)、ユニクロなど、皆さんに感謝しています。日本に来て間もないころ、私は妊婦で、住まいも本当に小さく、お金もなく、日々の食事にも困るほどでした。当時近所に住んでいて、子育てをされていた女性が、知り合いでもない私たち家族をとても優しく助けて下さいました。最近お会いすることはありませんが、心から感謝を伝えたいです。

――東京2020オリンピック・パラリンピックについてどう思いますか

アビータ:実は私はこれまで、オリンピック・パラリンピックを見たことがありません。私の人生は多くの困難を伴っていたので、とても見られる状況ではありませんでした。今はこうして家族と日本で暮らせているので、日本に来る選手たちを応援したいです。

――何かメッセージはありますか

(日本の皆さんには)「『決してあきらめなければ、暗闇はいずれ過ぎ去り、光が見える』というメッセージを伝えたいです。母国のエリトリアは大好きですが、決して平和とは言えず、さまざまな問題があり苦しい思いもしました。しかし、たくさんの方々のご支援のもと、今はありがたいことに日本で家族と幸せに暮らすことができています。これは私の夢であり、思い描いてきた平和の形でした。もちろん、初めて来日した際は分からないことが多く毎日が困難の連続でしたが、日本政府や周りの方々が私を受け入れ、手を差し伸べてくれたおかげで今の私がいます。

 

東京2020オリンピック・パラリンピックには、難民選手団も参加します。難民選手団は2016年のリオ五輪に初出場し、今回の東京が2回目となります。難民が国際的なスポーツイベントに参加することを、アビータさんはとても誇りに感じています

 

続いて、アビータさんが働く店舗の工藤愛(くどう あい)店長にお話を伺いました。

 

――難民のスタッフと働くことがもたらす店舗への影響はありますか

工藤店長:ユニクロは世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供することをめざしている企業で、世界各地で店舗を展開しています。働く側もさまざまな人がいるので、スタッフが“多様性”を日々身をもって実感できることは、他のスタッフにも良い影響になっています。

――難民のスタッフと店舗で働くことについて、どう思われますか

工藤店長:アビータさんや他の難民スタッフも、すごく誠実で、学ぶことへの意欲や向上心が高いです。難民のスタッフかどうかは関係なく、ユニクロの一従業員として、周囲の従業員が学ぶところがたくさんあります。

――ユニクロは難民のスタッフの雇用以外にも、”届けよう、服のチカラ”プロジェクトなどさまざまな社会貢献をされています。ユニクロの社員として、その活動をどう感じていますか

工藤店長:ポジティブなことしかありません。環境面でも社会面でもユニクロの強みを生かした活動ができているのは良いことだと考えていますし、お客様の購買の選択の中でサステナビリティの観点を持っている方も増えていますので、働いている私たちも知るべきだと思います。

――今後取り組んでみたい会社の社会貢献活動はありますか

工藤店長:今は新型コロナウイルスによる活動の制約が一部ありますが、いつか、学校での教育活動や服を届ける”届けよう、服のチカラ”プロジェクトの実施に携わりたいと思っています。

UNHCR/Kamioka/2021
一緒に働くアビータさんと工藤店長   © UNHCR/Kamioka/2021

RISEプログラムは、難民の人生のターニングポイントになっているだけでなく、ユニクロの店舗にさらなる多様性を生み出しています。

2020年4月時点、世界8カ国のユニクロの店舗で、121人の難民のスタッフが働いています。出身地域や属性にかかわらず、同じ場所で働くスタッフとして、協力し合う文化が根付いているユニクロだからこそ、継続できている取り組みなのです。

UNHCRとユニクロのグローバルパートナーシップは、今年10周年を迎えます。今後も連携を強化し、「RE.UNIQLO」を通しての難民・国内避難民への服の寄贈や難民雇用、難民の生計向上支援など、さまざまな難民支援に取り組んでいきます。

 

▶ユニクロの難民支援の取り組みはこちら

▶ファーストリテイリングとUNHCRのグローバルパートナーシップについてはこちら

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