UNHCR logo
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
UNHCR logo
  • 検索
  • 日本
  • メニュー

ジュネーブ本部のサイトの言語を選択:

English Français Español عربي
国を選択:
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
  • 統計
  • お問い合わせ/Contact
  • よくある質問
  • 寄付する(国連UNHCR協会)

シェア

Facebook Twitter
  • UNHCRと難民について
    • UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)とは?
    • 難民とは?
    • UNHCR組織概要
    • 国連難民高等弁務官
    • ナンセン難民賞
    • 難民に関するグローバル・コンパクト
    • 数字で見る難民情勢(2020年)
    • アンジェリーナ・ジョリーUNHCR特使
    • MIYAVI UNHCR親善大使
  • 難民・無国籍者の保護
    • 難民条約について
    • 難民保護・無国籍関連資料
    • 無国籍
    • UNHCR駐日事務所の役割
  • UNHCRの活動
    • UNHCR x SDGs(持続可能な開発目標)
    • 気候変動と強制移動
    • スポーツと難民
    • RHEP(難民高等教育プログラム)
    • RVEP(難民専門学校教育プログラム)
    • eセンター (人道援助活動のための訓練センター)
  • ニュース
    • ニュース一覧
    • プレスリリース一覧
    • 日本からのストーリー
    • 採用情報
  • イベント・資料
    • イベント・お知らせ一覧
    • 印刷・出版物
    • 動画(UNHCR駐日事務所 公式Youtube)
    • 難民について学ぶ Learning about refugees
    • 無国籍について学ぶ Learning about statelessness
    • 世界難民の日
    • UNHCR難民映画祭
  • 日本とUNHCR
    • 国連UNHCR協会
    • 世界のフィールドから~UNHCR日本人職員の声
    • パートナーシップ
    • J-FUN 日本 UNHCR・NGO評議会
    • 自治体 x UNHCR(難民を支える自治体ネットワーク)
    • 日本のチカラ -ありがとうJAPAN-
    • なんみん応援隊
Search UNHCR
Close Search
 
  • Home

カメルーンで資源不足をめぐる争いにより故郷を避難

2022年5月6日

カメルーンの国内避難民の居住区を訪問するフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官
© UNHCR/Colin Delfosse

昨年12月からカメルーン極北州では、遊牧民、漁民、農民の間で水資源をめぐる争いが激化し暴力に発展しています。ンジンダの村も命がけの争いが続いている地域のひとつです。

「私たちの村も攻撃されて、準備する間もなく、着の身着のまま避難を余儀なくされました」

ンジンダは夫と7人の子どもと一緒に、安全を求めて南に向かって避難し、ボゴの居住区にたどり着きました。極北州からの国内避難民のために設けられた居住区で、激しい暴力からこの地域に逃れてきた4,200人のおよそ半分を受け入れています。

地元のコミュニティが寛大な支援の提供を続けていますが、食料など生活に必要なものがまったく足りておらず、ンジンダの夫は農作物や持ち物を取りに故郷に戻っていきました。

「夫は村に戻って、畑でソルガムを収穫しようとしていました。しかし彼が着くと、渡り鳥にすべて食べられてしまっていました」。そしてさらに悲劇が起こります。夫は二度と戻ってこなかったのです。ンジンダは夫は自分の故郷の変化を見てショックを受け、それが突然の死につながってしまったのではないかと思っています。

7人の子どもとともに取り残され、収入もないンジンダは、これからどう生きていけばいいのか、途方に暮れています。「私たちはほとんどすべてを使い果たしてしましました。子どもが病気になっても、病院に連れていくこともできません」。

アフリカのサヘル地域のこの周辺では、世界平均の1.5倍の速度で気温が上昇しており、水やその他の資源をめぐる競争が激しくなっています、カメルーン北部の国境に広がるチャド湖の水位はこの60年間で95%下がり、この湖につながるロゴネ川、チャリ川の水源に依存している住民たちに影響が広がっています。

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官はカメルーンへの3日間の訪問の間、ンジンダなど、最近の暴力の影響を受けて避難を強いられている家族に話を聞き、まさに今必要なニーズを聞きました。

「当局によるさまざまな努力、受け入れコミュニティのあたたかい支援がありながらも、食料、教育、医療などに対するニーズはまだまだあります。地元のあらゆるサービスへの負担に対する懸念もあり、避難してきた家族と受け入れコミュニティの人々両方に対する支援の強化を求める声も聞かれました」

UNHCRはパートナー団体とともに、国内避難民のための居住区を確保し、水やシェルター、その他日用などの命を守るための物資の提供を続けています。カメルーン当局とも連携し、暴力の終結に向けて、紛争の解決に向けて取り組みも進めています。

「紛争の原因を確認し、その対応に努めることが、コミュニティ間の平和的共存につながります。和解と再建こそが、故郷を追われた家族の自主的かつ安全な帰還への道を切りひらくカギとなります」とグランディ高等弁務官は話します。

ンジンダ一家が暮らす居住区への訪問中、グランディ高等弁務官は森林再生プロジェクトを視察。これから2,000本の植林が行われ、気候危機によって加速している砂漠化への対応、国内避難民と受け入れコミュニティが資源や収入を得る機会が増える助けとなることを目指します。

このプロジェクトは、サヘル地域の土地劣化、砂漠化、干ばつへの対応策として、大陸を横断する8,000キロの樹林帯を作ることを計画している「緑の長城(Great Green Wall)イニシアティブ」の一環です。

 

▶原文(英語)はこちら

 

Facebookでシェア Twitterでシェア

 

関連記事

故郷を追われた人々を守るために 気候変動に今すぐの行動を

気候変動がマリ難民とモーリタニアの人々の生活の脅威に

気候変動が強制移動にもたらす影響 UNHCRがデータページを公開

  • UNHCRと難民について
  • 難民・無国籍者の保護
  • ニュース
  • イベント・資料
  • 日本とUNHCR

© UNHCR 2001-2022

  • お問い合わせ/Contact
  • プライバシーポリシー
  • よくある質問
  • 寄付する(国連UNHCR協会)
  • なんみんしんせいをされるかたへ(For refugees in Japan)
  • UNHCR駐日事務所 公式SNS