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数字で見る難民情勢(2024年)

数字で見る難民情勢(2024年)

2024年末時点で、紛争や迫害により故郷を追われた人の数は1億2,320万人。

過去10年間で、難民をはじめ、その他避難を強いられた人の数が前年比で増え続けています。

本ページの数値は、2025年6月にUNHCR本部が発表した年間統計報告書「グローバル・トレンズ・レポート 2024」から引用しています。
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ヨルダンのザータリ難民キャンプで暮らすシリア難民の姉弟

紛争や迫害によって故郷を追われた人 
1億2,320万人

難民(UNHCR支援対象者)3,100万人
難民(UNRWA支援対象者)590万人
庇護希望者 840万人
その他の国際保護を必要としている人 590万人
国内避難民 7,350万人

 

2024年末時点で、紛争や迫害、暴力、人権侵害、公共の秩序を著しく乱す事象により、1億2,320万人 が避難を余儀なくされました。

その内訳は、難民が4,270万人国内避難民が7,350万人庇護希望者が840万人です。

また、国籍を持たず、教育、医療、雇用、移動の自由といった基本的な権利へのアクセスを奪われた無国籍者が440万人います。

地球上で67人に1人以上が故郷を追われている今、UNHCRの活動はこれまで以上に重要となっています。

 

ガザ地区では、UNRWAの支援対象である一部のパレスチナ難民も、国内避難民となっています。これらの人々は、上記の内訳では「難民(UNRWA支援対象者)」と「国内避難民」の両方に含まれていますが、避難を強いられた人々の総数(1億2,320万人)には重複せず、1人としてのみカウントされています。

増え続ける強制移動:過去30年間の推移

紛争、迫害、暴力、人権侵害、公共の秩序を著しく乱す事象により、避難を余儀なくされた人の数


低中所得国での受け入れ
— 73%


・世界の難民、その他の国際保護を必要としている人の73%が低中所得国での受け入れ
・後発開発途上国(LDC)での庇護は全体の23%

近隣国への避難
— 67%


世界の難民、その他の国際保護を必要としている人の67%が出身国の近隣の国々に避難

難民受け入れ数の人口比
— レバノンが最大の8分の1


レバノン  8分の1
アルバ   9分の1
チャド   16分の1
キュラソー 16分の1
ヨルダン  18分の1

18歳未満の子ども
— 40%


18歳未満の子どもの世界人口が全体の29%に対し、難民の子どもの割合は40%

新たな庇護申請
— 310万人


アメリカ 72万9,100人
エジプト 43万3,900人
ドイツ  22万9,800人
カナダ     17万4,000人
スペイン 16万7,400人

故郷を追われた人・無国籍者に対する「解決策」

帰還民 — 980万人

うち、国内避難民が820万人、難民が160万人

第三国定住  — 18万8,800人

UNHCRが各国に提出した第三国定住の申請は20万3,800人

国籍を取得した無国籍者 ― 4万7,200人

2024年に国籍を確定もしくは取得した無国籍者

 

 ▶ 統計の出典はこちら(英語)

 ▶ 「グローバル・トレンズ・レポート(年間統計報告書)」全文はこちら 

 ▶ プレスリリース原文(英語)はこちら

 ▶ プレスリリース日本語訳はこちら