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サーレハ国連難民高等弁務官、4年にわたる破壊と最寒の冬に直面するウクライナへの支援を訴え

プレスリリース

サーレハ国連難民高等弁務官、4年にわたる破壊と最寒の冬に直面するウクライナへの支援を訴え

2026年2月24日
HC

ウクライナ南東部ザポリージャにあるトランジットセンターで、爆撃で損壊した自宅から娘と3人の孫とともに避難してきた女性と話すバルハム・サーレハ国連難民高等弁務官

バルハム・サーレハ国連難民高等弁務官は、切実に平和を待ち望むウクライナの人々に対して、国際社会の連帯と支援の強化を呼び掛けました。

このたび、サーレハ国連難民高等弁務官は、全面侵攻から5年目に入り、戦禍の中で最も厳しい冬を迎え、攻撃が激化するウクライナを訪問しました。

ロシアによる電力施設への度重なる攻撃や最前線での戦闘の激化により、人々は避難を強いられ続け、何百万人もの人々が極寒の中で電力が不足し、十分な暖を取れない状況に置かれています。

初めてのウクライナへの訪問となったサーレハ高等弁務官は、次のように話しています。

「私がここに来たのは、この困難な時にウクライナの人々への連帯を示すためです。また、政府主導の取り組みにUNHCRがどのように貢献しているかを確認し、この厳しい時期からウクライナと共に歩み続けるという私たちの決意をあらためて伝えたい。戦争による損失や多くの命の犠牲を埋め合わせることはできませんが、ウクライナとその人々の回復と復興を支えることはできます」

首都キーウ、最前線に近い前線に近いドニプロ、ザポリージャ、ハルキウを数日間にわたって視察し、滑空爆弾やミサイルによって自宅が被害を受けた家族、前線の地域から最近避難してきた人々と面会しました。また、攻撃後や国内避難民のトランジットセンターでのUNHCRの緊急支援、公的書類を紛失した人々が権利や各種サービスにアクセスできるようにするための法的支援、自宅にとどまるあるいは帰還できるよう戦禍で損壊した住宅の修繕を支援している現場を視察しました。

「私が現場で目にしてきた破壊は甚大で、一人ひとりの喪失や苦難の物語は胸が張り裂けるほどです。それにもかかわらず、ウクライナの人々は並外れた勇気と思いやり、希望を示し続けています。彼らの強さを前に、私たち全員が行動を起こすべきです。いま目の前の命を守り、すでに始まっている重要な復興を支え、公正で持続的な平和の実現に向けてたゆまぬ取り組みを続けるべきです」とサーレハ高等弁務官は話しています。

サーレハ高等弁務官は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領をはじめ、復興担当副首相のオレクシー・クレバ外務大臣、アンドリー・シビハ外務大臣、デニス・ウリューティン社会政策・家族・統合大臣、ドミトロ・ルビネツ国会人権委員、そして、地方および地域の当局関係者との会談も行いました。

UNHCRの強力なウクライナ国内パートナーのネットワーク、コミュニティ代表、他の国連機関や外交団とも面会しました。国内で避難を余儀なくされている約370万人に対し、命を守る緊急支援の提供、復旧・復興への貢献、そして長期的な解決策の追求に引き続き取り組むというUNHCRのコミットメントを再確認しました。

戦争開始直後から、ウクライナ国内および約590万人の難民を寛大に受け入れている各国において、UNHCRは体制と対応を大幅に拡大してきました。

この4年間、UNHCRはパートナー団体とともに、当局の取り組みを補完する形でウクライナ国内で約1,000万人に支援を届けてきました。2026年、UNHCRは「2026年人道ニーズ・対応計画」の優先事項に沿い、200万人以上を支援するため4億7,000万ドルの資金拠出を呼び掛けています。

これまでUNHCRに寄せられたご支援に深く感謝申し上げます。

▶原文(英語)はこちら