第53号(XXXIX) -1988- 密航者である庇護希望者 *1
第53号(XXXIX) -1988- 密航者である庇護希望者 *1
- 密航者である庇護希望者は、他の庇護希望者と同様に、その出身国への強制送還から保護されなければならない。
- 密航者である庇護希望者は、旗国のいずれの責任も損なうことなく、可能なときは常に、第一次寄港地において上陸することを許され、関係機関によって難民の地位を認定される機会を与えられるべきである。ただし、そのような機会の提供は、上陸国における恒久的解決を意味するものではない。
- UNHCRは、通常、事案のあらゆる関連する側面を考慮して、難民と認められた者に恒久的解決を見出すことを援助するよう求められる。
*1国連総会文書No.12A(A/43/12/Add.1)に含まれている。