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駐モーリタニア日本大使がムベラ難民キャンプを視察

駐モーリタニア日本大使がムベラ難民キャンプを視察

21 6月 2013

2013年6月11日 モーリタニア ムベラ難民キャンプ発

東博史駐モーリタニア日本国特命全権大使は、UNHCRが行っているマリ難民への支援活動を視察するためモーリタニア南東にあるムベラ難民キャンプを訪れた。東大使は、マリ難民の難民登録、食糧配給、シェルター、教育と医療サービス、環境に配慮した支援活動などについて説明を受けた。

視察を終えた東大使は、「ムベラ難民キャンプの現状を把握し、マリ難民、マリ難民を受け入れているモーリタニア政府、そして人道支援組織が直面している困難を理解することが出来た。」と語った。さらに東大使は、資金を提供している国、支援を行っている組織にむけて「マリでおこっている危機の影響を受けている人々のサポートを是非続けて頂きたい。」と訴えた。

日本は今年、モーリタニアに避難するマリ難民支援のために、総額で2000万米ドルを拠出するなど、多大な貢献をしている。内訳はUNHCRへ1200万米ドル、ユニセフへ500万米ドル、IOM(国際移住機関)へ180万米ドルである。

2012年1月にマリで紛争が起こってから、17万5000人以上がモーリタニアを含むマリ周辺国に難民となって逃れている。現在モーリタニアのムベラ難民キャンプは7万5000人以上のマリ難民を受け入れている。