【#UNIQLOxUNHCR】難民が生き生きと働ける場を~ユニクロの難民支援

RISEプログラムを通じてユニクロで働くスタッフたち
© UNHCR/Maho Hoshino

冬はヒートテック、夏はエアリズム・・・。衣替えの季節にはユニクロへ、という人も多いはずです。

世界で21の国・地域に展開しているユニクロは、人種やジェンダー、民族や宗教、社会的地位、年齢などを個性として尊重し、すべての人が輝ける働き方を目指しています。日本国内のスタッフもグローバルで、店舗に足を運ぶと、多国籍のスタッフが案内してくれます。

その中に、日本に逃れてきた難民のスタッフもいるのをご存知でしょうか。

2011年にアジアの企業として初めてUNHCRとグローバルパートナーシップを結んだファーストリテイリング。ユニクロ・ジーユーの店舗で実施している「全商品リサイクル活動」をはじめ、あらゆるアプローチから難民支援を展開していますが、その一つが難民雇用を促進する「RISE(Refugee Inclusion Supporting Empowerment)プログラム」です。

世界6カ国のユニクロ店舗で82人の難民が雇用され、そのうち日本で55人が働いています(2018年10月末時点)。

「日本に逃れてくる前は、専門知識や技術を生かして働いていた方も多い。必ずしもユニクロで働くことがベストではないかもしれないので、ミスマッチがないよう、志願者には丁寧に説明するようにしています」と話すのは、ファーストリテイリング・サステナビリティ部の但野嘉名子さん。RISEプログラムでは応募を検討している人を対象に説明会を開き、仕事内容についてはもちろん、入社後のフォローアップ、昇進や昇給のプロセスなどについて、事前に詳しく伝えています。

受け入れ先の店長やスタッフも試行錯誤しながら、多国籍のスタッフが一体となって、生き生きと働けるような環境づくりに取り組んでいます。最初から必要以上に説明せず、自分で考え、質問するなどの自主性を引き出すようにしたり、ミスはしっかりと指摘して次の習得につなげさせる、コミュニケーションの距離感を気をつけるなどの工夫をしているといいます。

RISEプログラムのスタッフ同士でも情報交換が行えるよう、年2回懇親会を実施しています。2月下旬、東京・六本木のオフィスに一堂に会したスタッフたちはまるで同窓会のよう。それぞれの近況や仕事の悩みなど、活発に共有していました。

「慣れない職場で、最初は楽しいことも辛いこともあった。でも、みんなに応援してもらっているのが分かって、どんどん仕事が楽しくなってきた」

「ユニクロで働き始めて、日本語が上達した。もっと職場に溶け込んで、売り場で品出しができるようにがんばりたい」

「ミシンや補正など、新しいことができるようになってうれしい。もっといろいろなことにチャレンジしたい」

「毎日が勉強。お客様とのコミュニケーションは難しいけれど、仕事は本当に楽しい」

スタッフ一人ひとりの思いはさまざまですが、共通して言えるのは、みんなが前を向いて進んでいるということ。その姿勢は、他のスタッフの刺激にもなっているといいます。

世界各地の難民が、生き生きと働くことができる機会が増えるよう、UNHCRはこれからも働きかけを続けていきます。

 

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