「SONGS ― ものが語る難民の声」TOKYO ART BOOK FAIR 2025に出展

瀬戸内国際芸術祭2025で同実行委員会・UNHCRの共催企画として発表された「SONGS ― ものが語る難民の声」を、12月開催のTOKYO ART BOOK FAIR 2025で新たな構成により展示します。

写真家のホンマタカシ氏が、バングラデシュ・コロンビア・日本で暮らす難民や国内避難民の住まいを訪ね、紛争や迫害により故郷を追われた人々の姿と、避難生活の中でも手放すことのなかった「大切なもの」を捉えた作品です。

会場では、本作品の展示とあわせて、「難民」や「平和」をテーマにセレクトされた書籍を基軸とするUNHCR駐日事務所の書籍展示企画「難民のものがたり展」も展開。本と写真を通じて、難民への関心や理解を深めるインスタレーションを構成します。

【開催概要】

【TOKYO ART BOOK FAIR 2025】

Week 1

12月11日（木）12:00-19:00 最終入場時間：18:30

12月12日（金）- 14日（日）11:00-18:00 最終入場時間：17:30

Week 2

12月19日（金）12:00-19:00 最終入場時間：18:30

12月20日（土）- 21日（日）11:00-18:00 最終入場時間：17:30

会場：東京都現代美術館 企画展示室B2F、エントランスホール ほか

公式サイト：https://tokyoartbookfair.com/

ホンマタカシ「SONGS ― ものが語る難民の声」

■展示　※Week1、2ともに開催
主催： UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）
展示協力： Sigma

詳細：https://tokyoartbookfair.com/exhibitions/9852/　

■トークイベント
「それでもこの話を2人でする ― SONGS ― ものが語る難民の声」

登壇：ホンマタカシ × いとうせいこう

日時： 2025年12月11日（木）15:00-16:00（受付開始時間14:45）
会場：東京都現代美術館 EVENT SPACE（1F ミュージアムショップ横）
参加費：無料（要当日有効のTABF入場券）

詳細・申込：https://tokyoartbookfair.com/events/10384/　　

◾️TOKYO ART BOOK FAIRについて

TOKYO ART BOOK FAIRは、2009年にスタートしたアート出版に特化した日本で初めてのブックフェアです。年に一度のペースで開催し、個性豊かなアートブック、カタログ、アーティストブック、ZINEなどを手がけるアーティストや出版社が国内外から集い、今日では2万人を超える来場者が訪れるアジア最大規模のアートブックフェアとして発展を続けています。

【関連情報】

◾️UNHCR × 瀬戸内国際芸術祭 ホンマタカシ「SONGSーものが語る難民の声」  

瀬戸内国際芸術祭2025（会期終了）発表作品

UNHCR × 瀬戸内国際芸術祭　ホンマタカシ《SONGS ― ものが語る難民の声》
共催：瀬戸内国際芸術祭実行委員会、UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）
特別助成：公益財団法人 石橋財団
協賛：公益財団法人 ウェスレー財団、グッチ

◾️難民のものがたり展

UNHCR駐日事務所が図書館や書店、学校などで展開している書籍展示企画です。2024年6月にスタートし、これまでに全国約20カ所で開催されました。「難民」や「平和」をテーマにセレクトされた書籍を通して、故郷を追われた人々への理解や共感を深めることを目指しています。本企画を実施いただける皆さまには、展示に使用できる素材一式を提供しています。