数字で見る難民情勢(2025年)
数字で見る難民情勢(2025年)
2025年末時点で世界で強制的に故郷を追われた人の数は減少に転じたものの、依然として容認できないほど高い水準にあります。
本ページの数値は、2026年6月にUNHCR本部が発表した年間統計報告書「グローバル・トレンズ・レポート 2026」から引用しています。
アフガニスタンに帰還した兄妹。数々の困難を経験しながらも、家族は強い絆で支え合い、新たな一歩を力強く踏み出す
世界で紛争や迫害により故郷を追われた人は?
世界では、2025年12月末時点で、難民は4,160万人、庇護希望者は900万人、国内避難民は6,870万人にのぼります。
また、約450万人の無国籍者が存在し、国籍を持たないために、教育や医療、就労、移動の自由といった基本的な権利へのアクセスが制限されています。
現在、世界では70人に1人以上が紛争や迫害などによって故郷を追われています。このような状況のなか、UNHCRの果たす役割はこれまで以上に重要になっています。
ガザ地区では、UNRWAの支援対象である一部のパレスチナ難民も、国内避難民となっています。これらの人々は、上記の内訳では「難民(UNRWA支援対象者)」と「国内避難民」の両方に含まれていますが、避難を強いられた人々の総数(1億1,780 万人)には重複せず、1人としてのみカウントされています。
強制移動:過去20年の推移
2025年12月時点で、紛争、迫害、暴力、人権侵害、公共の秩序を著しく乱す事象により1億1,780万人が避難を余儀なくされました。
過去20年の難民、国内避難民、庇護希望者の推移
2025年12月末時点で難民は4,160万人
内訳は、UNHCR支援対象者の難民2,850万人、難民に準ずる状況にある150万人、その他の国際保護を必要としている720万人、UNRWA支援対象者のパレスチナ難民600万人
2025年12月末時点で国内避難民は6,870万人
2025年12月時点で庇護希望者は900万人
難民はどこに避難している?
世界の難民、その他の国際保護を必要としている人の68%が低中所得国での受け入れ
世界の難民、その他の国際保護を必要としている人の65%が出身国の近隣の国々に避難
UNHCR支援対象者の難民、難民に準ずる状況にある人、その他の国際保護を必要としている人のうち子どもは39%