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社会課題に向き合う書店として——教文館ナルニア国が伝える「難民のものがたり展」

ストーリー

社会課題に向き合う書店として——教文館ナルニア国が伝える「難民のものがたり展」

「難民のものがたり展」は、本を通じて、故郷を追われた人々の体験や想いに触れ、共に考えることを目的とした展示企画です。図書館や学校、書店、自治体など、全国のさまざまなパートナーのご協力のもと展開しています。
2025年12月2日
Place of hope

教文館ナルニア国で行われた難民のものがたり展

2025年6月10日から7月10日の期間、東京・銀座の教文館 子どもの本のみせ ナルニア国で「難民のものがたり展」が開催されました。

【実施者の声】

教文館ナルニア国ではこれまでも、さまざまな社会課題に関する取り組みを積極的に行っており、今回の企画もその一環として、「難民」というテーマに関心を持ってもらう機会にしたいという思いから実施しました。

展示では、UNHCRが制作したブックリストの中から、特に店としておすすめしたい10冊を選書し、すべての本を表紙が見えるように展示・販売しました。 さらに、店独自の視点でも書籍をセレクトし、関連する講演会(店頭リアル開催・定員40名)を企画。店頭での体験を通じて来店者がより深くテーマに触れられるよう工夫しました。

【来場者の反応】

  • 展示場所が店の出入口近くにあったため、通りがかりに足を止める来店者も多く見られました。展示書籍を複数冊まとめて購入される方もおり、関心の高さがうかがえました。

  • 普段書棚にある本でも、表紙を見せて展示することで新たな発見があり、実際に選書した10作品のうち9作品が複数回販売されるなど、大きな反響がありました。

  • 会計時には「知らないことが多いので、これをきっかけに学びたい」といった感想を寄せる方も多く、来店者の関心を引き出す展示となりました。

Place of hope

▶「難民のものがたり展」の実施について

展示を実施いただける団体・施設に向けて、UNHCR駐日事務所では「難民のものがたり展」の展示パッケージをご提供しています。ご関心のある方は特設ページをご覧ください。