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“届けよう、服のチカラ”プロジェクト ~地域の 一人ひとりがヒーローになれる活動

ストーリー

“届けよう、服のチカラ”プロジェクト ~地域の 一人ひとりがヒーローになれる活動

2026年4月29日
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「2025年度“届けよう、服のチカラ”アワード」の受賞者と審査員の皆さん

ユニクロやジーユーなどを展開するファーストリテイリングが、グローバルパートナーシップを結ぶUNHCRと連携して取り組む「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」。日本各地の学校と協力して子ども服を集め、世界の難民の子どもたちに届けるこの取り組みは2013年に始まり、今では全国に広がっています。

毎年の活動は、6月20日の「世界難民の日」を節目にスタートします。近隣のユニクロやジーユーの店舗スタッフが参加校を訪問し、難民問題や“服のチカラ”についての出張授業を実施。子どもたちはその学びをきっかけに、世界各地の難民の子どもたちに想いを寄せて、着なくなった服を集める活動に取り組みます。

このプロジェクトの特徴は、活動の主体が子どもたち自身であること。回収方法を工夫したり、校内や地域に呼び掛けたりと、さまざまなアイデアを出しながら活動を進めていきます。集められた服はファーストリテイリングが仕分けを行い、UNHCRを通じて難民の子どもたちのもとへ届けられます。

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プレゼンを行う学生たち

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表彰式の様子

そして今年も、参加校の中から特に優れた取り組みを表彰する「2025年度“届けよう、服のチカラ”アワード」が開催されました。2月中旬、最終選考に残った6校は東京・国立科学博物館に招待され、実際に活動に参加した児童・生徒たちが最終プレゼンテーションを行いました。

最優秀賞に選ばれたのは、長岡市立宮内小学校と東京都立小平南高等学校。今年の参加校は審査員が口をそろえて「とても1校に決められなかった」と語るほどで、初めて2校の同時受賞となりました。

宮内小学校は、能登半島地震の募金活動やカンボジアに文具を送るなどこれまで行ってきた国際理解教育の延長線上でプロジェクトを発展させた点、小平南高校は、生徒同士のチームワークを生かしながら主体的に活動を広げた点が評価されました。

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宮内小学校

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小平南高等学校

また、UNHCR特別賞には新潟県立村上桜ケ丘高等学校が選ばれました。同校では、地域の子どもたちにも難民問題を分かりやすく伝えるために、“さくらレンジャー”というオリジナルキャラクターを制作。劇やポスターを通じて、“みんなが難民を応援するヒーロー”というメッセージを届けました。

さらに、国連UNHCR協会が開発した「あるものないものワークショップ」などの教育プログラムも活用しながら、難民の状況や支援について学びを深めました。回収対象外となった約200枚の服も無駄にはせず、UNHCRカラーである青色のリースを手作りし、回収に協力してくれた地域の施設へお礼の手紙を添えて贈りました。

地域への感謝を大切にしながら難民への思いを広げていく――。そんなあたたかい取り組みが評価され、今回の受賞につながりました。

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村上桜ヶ丘高等学校

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手作りの青色のリース

2025年度は、全国769校、約7万人の児童・生徒が参加し、約97万着もの服が集まりました。日本全国の子どもたち一人ひとりの行動が、世界の難民の子どもたちを支える力となっています。

今年も全国各地の学校で、難民の子どもたちへ支援を届ける活動が行われる予定です。お住まいの地域で実施される際にはぜひご参加ください。

▶UNHCRとファーストリテイリングのグローバルパートナーシップについてはこちら

▶「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」についてはこちら