グテーレス高等弁務官、パキスタン洪水被災者へさらなる支援を訴える

UNHCR日本人職員より現場の状況説明を受けるグテーレス高等弁務官
© UNHCR/K.Rochanakorn

UNHCRパキスタン、アザクヘル(Azakhel)(9月16日)発

アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は16日、「パキスタン洪水による壊滅的な被害に対応するためには、さらなる支援が必要である」と国際社会に呼びかけた。

15日、パキスタンに到着したグテーレス高等弁務官は、何百人の犠牲者をもたらし、何百万人もが避難を余儀なくされているパキスタン北西部のハイバル・パフトゥンハー州(Khyber Pakhtunkwa)にいるアフガン難民、及びパキスタン人を訪問し、声明を発表した。この地域では20万戸以上が倒壊、もしくは破損した。

「これは前代未聞の事態である。これほどまでの被害と困難に直面することを誰もが予測していなかった。それぞれ全力を尽くしているが、被害の大きさはそれを上回るものである。」と被災地を訪れたグテーレス高等弁務官は記者団に語った。また国際社会には「UNHCRの活動に対するさらなる支援」を訴えた。

16日にグテーレス高等弁務官はハイバル・パフトゥンハー州にあるアザクヘル難民居住地に住むアフガン難民の長老を訪問した。アザクヘルは16あるアフガン難民の村の一つで、かつては2万3000人の難民が生活していたが、今回の洪水で全壊した。

高等弁務官のパキスタン訪問は国連の追加資金要請に先立ち行われた。UNHCRは8月に1億2000万米ドルの資金を要請した。しかしながら、今日までに集まった資金はその約半分にとどまっている。

「国際社会が資金の必要性を理解し、悲惨な状況に対応してくれることを願っている。緊急対応に取り組む者は皆、国際社会からのさらなる支援を必要としている。」とグテーレス高等弁務官は述べた。

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