【#難民と進むワンステップ】難民に寄り添う巡礼の旅

ミャンマーからバングラデシュに逃れるロヒンギャ難民たち
© UNHCR/Andrew McConnell

紛争や迫害から逃れるため、安全な地を求めて移動する人々。その距離は1年で20億キロメートル - およそ地球5万周にあたります。

UNHCRは一人でも多くの人に、故郷を追われた人たちに思いをはせてもらいたいと、新キャンペーン「難民と進む20億キロメートル(1 BILLION MILES TO SAFETY)」を展開しています。

どうやって参加したらいいいか分からない・・・。そんな方のために、このキャンペーンに参加したUNHCR職員のエピソードを紹介します。

***

UNHCRでウェブサイトの編集を担当するティムは、休暇を使って、フランス・サンティアゴ巡礼路を歩いていました。

そこで彼が思いをはせていたのは、バングラデシュに逃れてきたロヒンギャ難民です。

ティムがカディジャ(65)出会ったのはバングラデシュ南部。雨雲に覆われた空の下、一人、水びたしになったシートの上に座り込んでいたのです。ミャンマーから100マイル以上歩いてきた彼女は、2017年8月末から大量に逃れてきたロヒンギャ難民たちと同様、水も休む場所もなく疲れ果てていました。

難民の中には、自分の住む場所、家族、愛する人を失ってきた人も少なくありません。

ティムはそんな人たちに少しでも寄り添いたいと、休暇を使って「難民と進む20億キロメートル」に参加しようと考えました。歩く距離は128マイル。もちろん、紛争や迫害から逃れる難民たちと、中世の町並みを楽しみながら歩く巡礼の旅は、かけ離れています。それでもティムは、一歩一歩を踏みしめながら歩きました。

10、20マイルと進んでいくと、足は痛くなり、腕は日に焼けてきました。休憩後、リュックを背負いなおすのも一苦労です。

カミナリ雲が広がる日曜日、日もすっかり暮れ、ティムたちが重い足取りで小さな村を歩いていました。宿泊予定だった村唯一のホテルが閉まってしまい、雨まで降ってきました。夕飯も食べれず、濡れたピクニックテーブルの下で一夜を越すしかないとあきらめかけた時、たまたま通りかかった女性が、自宅に一晩泊まっても良いと声をかけてくれました。

レストランのオーナーを退職したという彼女は、温かいベットとシャワーを提供してくれ、近所の人からもらったという卵でオムレツを作ってくれました。ティムは、食べ物と安全に休める場所があるというありがたさをかみしめ、少しだけロヒンギャ難民の思いに近づけた気がしました。

***

ティムは巡礼路を歩きましたが、歩いたり、走ったり、泳いだり、漕いだり・・・なんでもOK。あなたが進んだ距離をウェブサイトから登録してください。フィットネスアプリ(Fitbit/Strava)との連動も可能です。

「難民と進む20億キロメートル」を通じて、日本からできる難民支援に参加してみませんか。

 

登録はこちらから

#難民と進むワンステップ #StepWithRefugees

ストーリーの原文はこちら